2004年8月2日 NO.77
宿題をしない大人たち!



実質5日間。第160回臨時国会の会期である。与党側は参院選後の臨時国会として8日間。一方民主党は年金問題、イラク多国籍軍参加問題などを徹底審議するため最低1ヶ月が必要と主張。相方平行線のまま、招集日である30日の衆議院本会議において与党多数により8月6日までの8日間、実質5日間の会期となった。

「この夏はアテネオリンピックの日本選手を応援したい」とおっしゃった小泉さん。オリンピック観戦もいいけれど、たまりにたまった宿題を済ませてからにしてほしいものだ。

小泉さんと国会の宿題
1.年金2.イラク多国籍軍3.日本歯科医師政治連盟4.北朝鮮5.新潟・福島・福井等集中豪雨被害。最低でも今の小泉さんには5つの宿題がある。

この他にもBSE、NHK横領事件、金融再編、米軍再編などなど議論して解決していかなければならない課題は山積み。    

仕事を終えてからビデオでオリンピック観戦。世の額に汗して働く人々は皆さんそうなのだ。

小泉さん!2週間も夏休みをとって生でオリンピックを見ていられる人はそうはいないのだ。

末恐ろしい通信簿
出生率1.29。国の借金700兆円。自殺者3万4427人。最近明らかになったショッキングな数字。1.29。このままいけば、数年後には 浜松市 の人口と同じである60万人が減少し、100年後には日本の人口が半分になることを意味する。

国の借金700兆円という数字。国民1人あたり550万円という過去最大の借金。国内総生産の 1.4倍。国の税収の17倍。国内総生産に対する財政赤字の比率は、先進国で日本が突出している。このままいけば、間違いなく財政赤字が日本を破綻させる。

自殺者3万4427人という数字。昨年の交通事故死者7702人の約4.5倍に上り、6年連続で  3万人を超えた。借金などの経済・生活問題が過去最悪となり動機別の4分の1。

長寿世界一を誇る一方で自殺の多さでトップを走る日本の不条理。これら3つの数字は、日本の社会保障制度の限界を意味する。早急に真の抜本改革をしなければならない。

政治家と大人たちの宿題
国内的には、出生率、国の借金、自殺者。外に目を向けると、イラク、北朝鮮、国連改革など日本が主体的に国際社会に貢献しなければならない案件が山ほどある。これらを少しでも何とかしなければ、政治家の不作為といわれても仕方ない。

国を挙げて、内外の知恵を振り絞って解決していく。

これらの案件に関して与党も野党もない。よい仕事をした分だけ国民の皆様方からよい成績がいただける。よく学びよく遊べ。活力ある日本にするためにも遊びは必要だが、それは宿題を済ませてから。

子供たちに言う前に大人が政治家がまず範を示さなければ、と思う今日この頃。


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