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新しいことを始めたくなる季節 |
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イラク、イラクで始まり、重要法案目白押しの今国会も、開会からあっという間に一ヶ月あまりが経過。予算委員会では25日に公的年金制度を中心とした構造改革の集中審議。各委員会でも大臣所信に対する質問がスタートし、新たな章に移りつつある。昨日本日の両日は来年度予算に対する公聴会。来週の3月1、2日に分科会。3日に北朝鮮拉致問題集中審議を経て、予算はまもなく衆議院においてひとつの局面を迎える。 何を持って抜本改革とするか。評価する決め手のひとつは過去の清算がきちんとできるかどうかである。これができれば改革の殆どは終了したに等しい。しかし、同時にこれが一番難しく厄介なのである。やるならキッチリやらないと。中途半端は時に悪化を助長し、たちが悪い。過去との決別。過去を清算するには、大変な勇気がいる。エネルギーがいる。だから今まで安易な小手先だけの処置に終始し、先送りされてきた。しかし、もう一刻の猶予も許されない。将来世代のため、次代を担う子供たちのためにも、今こそきちんと過去の清算をしなければならない。それが今を生きる大人の責任。未来への責任である。 それぞれの分野での抜本改革。ひとつひとつきちんとやることは当たり前。その上で、今ひとつ重要なことは総合的な方向性。それをもって将来ビジョンと呼ぶ人もいる。一見、別々の分野であっても接点があったり重なりあったり影響しあっているのが現代社会。胃だけ、あるいは腰だけ治しても全体で健康にしなければ、治したはずの胃や腰がまた再発してしまうように、総合的な治療方針がなければ意味が無い。 そんなことを考えていた昨今。中曽根康弘元総理、コフィ・アナン国連事務総長、シャナナ・グスマン東ティモール初代大統領に啓発される機会を頂いた。「日本はまず国際社会の中でひとつの柱になる覚悟を持つ。その上で、持続可能な地球環境、社会を平和的に創造するため、日本は全力で貢献する。それが日本の使命。」これが三氏の共通メッセージであった。このメッセージを胸に深呼吸。沈丁花の香が脳髄を刺激する。気持ち新たに抜本改革に臨む。 |
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