昨年末に、まとめられた憲法調査会中間報告書。残りの期間は2年半となり、調査の加速が必要となった憲法調査会。6日には「天皇の地位・皇位継承」について「最高法規としての憲法のあり方に関する小委員会」が開かれた。
20日には、民主党【次の内閣】北朝鮮プロジェクトチームで北朝鮮による拉致被害者家族をお招きし、ヒアリングが開かれた。
また14日には、クロー羊ドリーの他界。奇しくも「命の尊さ」について改めて考えさせられる2月となった。
憲法調査会で天皇制の議論
今国会より、憲法調査会の所属が「政治機構のあり方に関する小委員会」から「最高法規としての憲法のあり方に関する小委員会」となった。より、広範に憲法そのものを問う議論を行うことになる。
第1回目の参考人は 國學院大學講師 ?橋 紘 氏。元共同通信記者として、取材をとおしてみてきた天皇及び皇室という観点から「天皇の地位・皇位継承について」意見陳述された。それを要約すると以下となる。
・ 皇族の外国訪問は、政府の都合で行われ、大物政治家が随行することで政治色がつけられている。こうした政治色は排除すべき。
・ 国会において現憲法下の、本来あるべき象徴天皇について議論していただきたい。
・ 皇室典範の改正を図り、皇位の安定を図るべき。
伴野豊は、これに対し次の意見を述べた。
・ 憲法、天皇制について、受験勉強として覚えるのではなく、しっかり考え、学ぶ機会を与えるべき。
・ 女帝を認める国の方が成熟した国家と感じられる。日本も女性天皇を認めるべき。
今後は、「天皇の権限」、「最高法規としての憲法」と更に憲法の根幹に関わる議題が行われる。伴野豊は、今の時代に相応しい分かりやすい憲法を目指し、議論を深めていく。
18日、天皇陛下の前立腺手術のため皇太子さまが臨時代行をしていた国事行為の委任が解除され、陛下は全面的に公務に復帰されました。心よりお慶び申し上げます。
未だ解決をみない拉致問題
北朝鮮プロジェクトチームで北朝鮮による拉致被害者家族をお招きしたヒアリング。
以下に家族の方々の声を紹介する。
・ 北朝鮮に残る家族を日本に連れ戻したい
・ 核問題と拉致問題は同等に扱うべき
・ 日本国全体が、北朝鮮に対し強い態度で臨んでほしい
・ 国民の安全を守るのが国の責務である
また、家族会からは、日本政府は特定失踪者を(拉致の可能性のある人)を15人と発表しているが、実際は、それを遥かにしのぐ人数ではないかといった報告もなされた。
最近、マスコミの報道では、あたかもハッピーな方向に向かっているような印象を与えているが、実際は、まだまだ解決していないこの問題。現実をみつめ、しっかり取組んでいく。
世界初のクローン羊ドリーが14日、6歳で他界。一般的な寿命のおよそ半分である。ドリーは老化が早く、肺の疾患を患っており、クローン動物の実用性を疑問視する声があがっていた。遺伝子の時計が誕生の時点まで巻き戻されるかもしれないという期待もあったが、ドリーは老化の進んだ状態で生まれたのではないかと指摘されている。
また、新興宗教団体 「ラエリアン・ムーブメント」の関連会社 「クローンエイド」が世界で3例の「クローン赤ちゃん誕生」を発表しているが、科学的な証拠は一切示されていない。
ドリーはあくまで、科学技術の延長上に誕生した羊であり、寿命ウンヌンも科学技術上の課題。「クローンエイド」の発表が事実とすれば、また、科学技術が人の命をコントロールできると考えていたならば、とんでもない話である。
人の命は、生きることつまり人生、倫理観、価値観、宗教観等が含まれ人それぞれの絶対価値である。その人生をより幸せにするための手段として、科学技術がある。
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