2001年4月13日 NO.23
伴野 豊
衆議院 本会議
代表質問に立つ!!


 4月10日、衆議院本会議において、「旅客鉄道株式会社及び日本貨物鉄道株式会社に関する法律の一部を改正する法律案」(JR会社法)に対し、民主党を代表して、原稿なしでよどみなく、堂々と質問に立った。
 この法案は、今国会で国土交通省が提出した最重要法案の1つであった。


法案の内容

 この法案の概要は、JR本州3社の完全民営化に関する法律であり、概要は以下の通りである。
・ JR本州3社を特殊会社として規定しているJR会社法の適用対象から除外する。
・ 適用除外されるJR本州3社が踏まえるべき指針を国土交通大臣が策定する。


国鉄改革とは、何だったのか

 22日、 伴野豊は昭和60年、国鉄最後の職員として採用され、国鉄改革をその現場において身を持って体験した。その時に得た教訓・哲学が、その後の政治活動の精神的支柱になっていることは確かである。本会議における初の代表質問の案件が国鉄改革関連とは、まさに運命的である。
 質問の要旨は以下のとおりである。
・ 国鉄が崩壊に至った原因は何か。またJR移行時における国鉄長期債務は幾らであったか。
・ 国鉄改革をどう評価するか。また、残った課題、新たに発生した課題は何か。現在の長期債務残高はいくらか。
・ 国土交通大臣が策定する新会社(R本州3社)への指針が恣意的に運用されないことをいかに担保するのか。また、北海道、四国、九州の3島会社、貨物会社の完全民営化も含めた今後の経営の在り方についてどのように考えるか。
・ 民営化したこともさることながら、国鉄を7つの会社に分割したことが、今後歴史的に評価されるであろう。これを参考に、国土交通省が地域主権、地方分権を推進すべきと考えるがどうか。


国鉄改革は意識改革であった。今、求められているのは政治家の意識改革である。

 
ノブレス・オブリ−ジュ(地位に見合う道徳的、精神的義務:ヨーロッパの騎士道に由来)という言葉から始まった、初の代表質問。
 最後に以下の言葉で締めくくった。
 「国鉄改革は、意識改革であった。お客様あっての鉄道であるという、極々当り前のことに気がついた。
 今、政治家に求められているのは、政治家の意識改革。お客様とは即ち国民。
 奇しくも、森総理大臣の退陣を前提に、自民党は総裁選を実施すると聞いている。国政を預かる政治家の一人として、森総理大臣、1年間お疲れさまでした。総理の打たれ強さからは多くを学ばせていただきました。
 国民の意識改革は確実に進んでいます。
 できるだけ開かれた方法で総裁選を実施していただき、様々なしがらみがあるとは推察するが、戦後50年の長きにわたり自民党が日本を機関車の如く引っ張ってきたという自負があるならば、そしてノブレス・オブリ−ジュの意味がご理解いただければ、今一度、政治家を志した原点に立ち返り、国民の声に耳を傾け、判断してほしい。間違っても、自分の手で選び、信任したリーダーを、その端から同じ手で引摺り下ろすということが二度と再び繰り返されないようお願いしたい。
 そして私ども民主党は、鳩山由紀夫を先頭に、未来への責任、子供たちへの責任を果たすべく真摯に政策論争に臨み、国民に信を問う覚悟である。」(大きな拍手有り)
 このメッセージに耳を傾けた自民党議員が僅かでもいることを心から期待したい。


当り前のこととして。

 
本会議に限らず、委員会でも、原稿をお経のように読みあげる大臣、議員の姿は少なくない。今の形式的な議会の在り方に疑問を抱く毎日。パフォーマンスではない、21世紀のスタイルが今、求められている。伴野豊は、原稿を見ることなく、自分の言葉で質問を行った。
 これについては、早速マスコミから、どのように質問を作成したのか、どれくらい練習したのかなど、問い合わせがあった。「自分の頭で考え、自分の言葉で述べる、という、至極当り前のことを行っただけである」と答えた。


・当日の審議(録画)は、衆議院中継のホームぺージでご覧いただけます。
 http://www.shugiintv.go.jp/video.cfm

 「4月10日」をクリックし、「本会議」を選択して下さい。伴野登壇は開会10分後です。

・平成13年4月11日朝刊・読売新聞(全国版)に、今回の代表質問が紹介されています。

・詳しい資料等をご希望の方は、伴野豊事務所までお申し付け下さい。


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