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政権交代カウントダウン! 民主党若手研修会にて |
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3月21日、民主党の若手国会議員有志による研修会「政権交代カウントダウン!」において、自由党党首 小沢一郎氏の生の声を聞いた。
現政権の存在そのものがこの国の停滞の根源であると、小沢氏は厳しく糾した。野党が連携して一刻も早く政権交代を実現することこそ、この国を救う唯一の方法であり、国民にとって、今夏の参院選は「最後のチャンス」である。
政権は未来をつくる手段であって、その維持が目的ではない 小沢氏の講演の要旨は三つ。憂慮すべき点を改めて指摘した。 一つは、政権は本来、未来をつくる手段である。現政権では、手段であるはずの政権、それを維持することを第一の目的としてしまっている。そのことが日本の悲劇であり、今の連立与党の最大の誤りである。 二つ目は、首相をはじめ、この国のトップリーダーの「軽さ」である。存在、言葉、危機対応、責任のとり方。権威主義を良しとするわけではないが、それにしても、存在の耐えられない軽さである。言葉にも行動にも、立場のある人には、それ相応の責任がある。その重みを失してしまうことが、すなわち秩序の崩壊、モラルハザードを生み出す。政治家が軽薄で無責任であることが、社会全体に悪影響を及ぼしている。官僚や企業トップの堕落も同じ。トップリーダーが腐っていれば、それは社会全体が死に至る病を患うに等しい。 三つ目は、革命的改革の必要性。日本人は、元来、その国民性として争いを好まず、和を以って尊しとなす、というところがある。その農耕民族的な、穏やかな気質は、これまでは美徳とされ、国内的には、なんとかうまくやってこられたのも事実。しかし、今日の厳しい国際競争の時代。狩猟民族的な、タフな相手には通用しない。日本的談合社会、護送船団方式のもたれあい社会、あいまいさの許されるナァー ナァー社会。右肩上がりの成長を期待できる時代は、パイの拡大再分配によってなんとか切り抜けてこられた。これからは、そうはいかない。公正なルールの下での自由な競争社会。結果の平等でなく、機会の平等。加えて成果主義。21世紀とは、そういう時代。そのために、日本人も健全なタフさを身に付ける必要がある。さもないと、21世紀、日本は世界では生き残れない。 最後に。マスコミの最近の報道と絡めて、政権交代の必要性をあらためて説いた。マスコミの「野党には政権構想がない」といった批判については、そもそも野党は現政権を倒すこと、そのこと自体が最大の目的として存在価値がある。世界の歴史を見ても然り。野党側、政権を打倒する側に政権構想が確固としてあった試しはない。そういった批判に対して、何も臆することはないと明言した。 さらに、「経済の復興のためには政治の安定が必要」といういいかげんな評論にも言及した。政治の安定とは、すなわち自公政権の生き残りを意味する。現政権がそのまま安定して存続することこそ、この国の悲劇である。 今夏の参院選が、国民が自らこの国を改革し未来を拓く最後のチャンスである、と強調した。どこの党から何人当選できるか、といったことは大した目標ではない。より重要なことは、野党が与党をどれだけ上回れるのか、である。現政権を打倒することができるのか。更には政権交代ができるのかどうか。そのために野党が共闘して何ができるかのか。今、真価が問われている。 久しぶりの小沢さん 伴野自身、個人的には、小沢氏にはそれなりの想いがあった。7年前、サラリーマンを辞めて政治の世界に飛び込んだ。その座右にあったのは、小沢氏の著書「日本改造計画」。小沢氏の動きは、伴野の人生に少なからぬ影響を与えた。党は違えども、政治家として尊敬する一人である。その著書の論旨は、今もまだ十分に通用する。そのとき示された課題は全て先送りされつづけ、日本は何も改革されていない。裏を返せばそういうこと。 伴野が、サラリーマン時代から一貫して主張しているのが、自民党以外に政権担当能力を持つ政党の必要性。かつて、新進党の党首として小沢氏を仰いだこともある。その後、新進党の解党に伴い、その可能性を新しい民主党に求めた。 民主党が国民に信頼され、その担い手になれるかどうか、今、まさに問われている。その問いに応える、はじめの一歩として、政権維持だけを目的とする現政権を打倒する。小沢氏の講演を聴いて、その思いを強くした。 追伸: |